コブの指導法。

スキー
04 /07 2018
久しぶりに技術ネタ再開です。


オーストリアのコブの指導法には、「横滑り」を技術の一つとして使う指導の段階は存在しません。
その理由の一つに、
コブ斜面を練習するのは、ある程度の上級レベルのスキーヤーだからという点が挙げられます。

確かにオーストリアでも、コブ斜面を滑っているスキーヤーには、あまり上手じゃないため一変にスキーを回した結果、横滑りっぽくなってしまっているスキーヤーは存在しますが。。。決して自ら「横滑り」を使って滑っているわけではありません。。。

日本では検定に合格するため、という理由もあり、
まだコブを滑るレベルでないスキーヤーがコブを練習しなければいけないので、
結果、「横滑り」という方法が生まれたのでしょう。

また、最近はモーグルの選手の技術を参考にコブを練習するスキーヤーも増えてきました。

しかしながら、
モーグルの選手が滑るコブ斜面と、
ゲレンデを様々なレベルのスキーヤーが滑った結果出来上がったコブ斜面は、
根本的に出来上がり方が違うので、結果、形も違ってきます。

その為、滑る時の動き自体も違ってきます。


いわゆる基礎スキーヤー、一般のスキーヤーの皆さんは、
元々は、自然に出来上がるコブ斜面を滑れるようになりたかったはずだと思いますが、

結局、自分たちで作成して出来上がったコブは滑れるけど、
自然に出来上がったコブが滑れない・・・
というスキーヤー、
みなさんの周りにはいませんか・・・?


自然に出来上がったコブは、様々な大きさになるので、リズムが一定ではありません。
ですが、そのリズムの変化に対応して滑るのがコブです。
急にリズムが小さくなったり大きくなったり、
次のコブがすごーく遠くにあったり、
コブが小さくてリズムが取りにくかったり。。。


スキーは、左右にターンをしながら滑り降りるわけですが、
ターンとターンの間では、必ずスキーが進行方向に滑ろうとする力が生まれます。

その滑る力をあえて殺して、急にスキーの方向を変え、真下にズラす。
というのは本来のスキーの動きとは異なります。

私が思うことは、
まずはコブ・コブ・コブ、
の前に、しっかりとショートターンを身につけること、
そして急斜面・アイスバーンでショートターンができること、
それが出来てのコブ斜面、
ではないでしょうか・・・

でも、検定にコブの種目がある以上、それを変えることはとても難しいことですね。。。


今日もちょっぴり毒舌でした。






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Fumi Hase

職業:スキー教師
スクール名:GENIESS NATUR