スキーの基本とは・・・。

スキーのお話
08 /27 2011
どんなスポーツでも、またスポーツ以外のことでも、上達やレベルアップに欠かせないのが「基本」です。
では、スキーの基本とは何なのでしょう。

私達GENIESS NATURが考えるスキーの基本とは、どんな斜面をどのように滑る場合でもベースになる共通の動き・操作があり、それを基本技術と考えます。
そのベースを発展させていく事でいろんな斜面を滑れるようになっていきます。

ここ数年で、カービングスキーが主流となり、一般のスキーヤーでも整地をハイスピードのカービングターンで滑る事が可能となりました。

そして、その為の練習を一生懸命練習している姿もよく見かけます。

過度な角付けや身体の向きの練習など、
緩斜面でプルークスタンスで、ワンターンずつ練習すれば、それが基本練習なのでしょうか・・・?

私は、そのような練習は応用練習であり、
その前にしっかりとベーシックな操作を練習することが必要だと思います。

なぜなら、コブや深雪はほとんどの場合カービングターンでは滑れません。
スキーの方向を変え、適度にスキーの角を立て、重さを加える、
という3つの要素を上手に使い、ズレを伴って丸い弧を描く方法を知らないと、コブや深雪は難しくなります。

カービングターンとズレを伴うターンの要素は、全く違うものと考えている人もいるかもしれませんが、カービングはあくまでも発展技術であり、ベーシックな操作をしっかりと覚えてから進んでいく技術です。
それをしないでいきなりカービングターンの練習ばかりしていると、
確かにある程度の斜面では滑れるようになるかもしれませんが、急斜面になったり、ちょっとコースが荒れると滑れなくなり、自分の気に入った斜面限定の技術になってしまいます。


ただし、基本というのは、短期間の練習ですぐに身につくものではなく、
定期的に繰り返し行なう事により、少しずつ質が高まって行くものです。
ですので、「ここまで出来た!!」「身についた!!」というような、はっきりとした成果を自分で感じる事が出来ず、長く続けるのが難しくなりがちです。

でも、定期的に基本練習を取り入れる事により、必ず成果は現われます。
それは、基本練習をしている時ではなく、実践の場で感じるのです。

「今まで滑れなかった斜面が滑れるようになった」とか、
「自分が思い描いたように滑る事ができた」など、
誰かに評価されるのではなく、自分で感じる事ができるのです。

基本の動きを完璧にマスターする必要はありません。
その人それぞれのレベルに合わせ、基本練習・応用練習・実践を繰り返しながら行なっていけばよいのです。

野球の選手が、必ず毎日キャッチボールや素振りの練習をするとか、
サッカー選手が、必ず毎日パスやドリブルの練習をするのと同じで、

毎回ではなくても、定期的な基本練習を取り入れる事は、
上達を目指す一般スキーヤーにも大切ではないかと思います。


スキー技術にはいろんな考え方があるので、どれが正しくてどれが間違っている、ということはありません。
今回は、私達の考えとして、お伝えさせていただきました。
スポンサーサイト

Fumi Hase

職業:スキー教師
スクール名:GENIESS NATUR