スキー場での安全(1)

スキー教師として伝えたいこと
02 /23 2017
皆さんは、
スキー場のゲレンデにて、
スキースクールのレッスンに参加している生徒さん達が一列に並んで立ち、先生の話を聞いたりしている光景を見たことがあるでしょうか。

何故、一列に並ぶのか。
これは何も、ただ単に整列させているわけでは無く、しっかりとした理由があります。

まず最初にお話ししたいことは、
ゲレンデで立ち止まる場合、
ゲレンデの端でゲレンデの内側を向いて立つことがとても重要です。

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何故なら、
ゲレンデを滑走するスキーヤー・スノーボーダー達が、バランスを崩して転倒、もしくはスピードを出しすぎてコントロール出来なくなり、自分に向かって衝突して来た場合、
ゲレンデの内側を向いているのと、逆にゲレンデに背を向けて立っているのとでは、
内側を向いているほうが、衝突してこようとしている人が視界に入りやすく、なんらかの防御を取ることができます。防御できずとも、人が突っ込んでくるのが見えただけで、体に力が入り、衝撃を少なくできる可能性があるのです。

ゲレンデに背を向けて立っていると、
突っ込んでこようとしている人が見えず、不意打ちに衝突され、その衝撃は、身構えが出来た場合よりもはるかに大きいものになり、怪我の確率も上がります。

ですので、スキー教師は自分がゲレンデの内側に立ち、
生徒さん達がゲレンデの内側を向くように立っていただく為、一列に並んでいただく場合が多いのです。

また、スクールのように数人の集団がゲレンデ内で立ち止まる場合、縦に一列に並んでいただいたほうが、他のスキーヤー・スノーボーダーの滑走の妨げになりにくいという事もあります。

しかしながら、
同じように生徒さんが一列に並んでいても、
先生がゲレンデの内側を向き、生徒さん達がゲレンデに背を向けた状態で立っている場合、
またはゲレンデの真ん中に集合している場合などは、
残念ながらスキー教師に問題があります。

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レッスンの流れや、斜面の形状などにより一時的に生徒さんが内側に立つシチュエーションもあり得ると思いますが、しっかりゲレンデの状況を把握し、生徒さんには早めに安全な場所に立っていただくように誘導するのがスキー教師の役目でもあります。


スクールのレッスンに限らず、
フリーでゲレンデを楽しむみなさんも、
安全を心がけて、みんなが気持ちよく楽しめるスキー場にしていきましょう。


最後に、
絵が下手くそですみません😂。



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Fumi Hase

職業:スキー教師
スクール名:GENIESS NATUR